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オンラインショップリニューアルオープン!

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“整える旅から、生き抜く旅へ”——柳原史佳

“整える旅から、生き抜く旅へ”——柳原史佳

整える旅から、生き抜く旅へ。

——バイオリニスト・柳原史佳 × THOMAコラボ


旅は、自分を取り戻す時間。
そして、新しい景色が、心の音をそっと整えてくれる瞬間でもある。

バイオリニストとして国内外で活動しながら、モデルとしても表現の幅を広げる柳原史佳さん。彼女にとって旅は、演奏と同じように感性を研ぎ澄ます大切な時間だという。

そんな彼女が THOMA とともに作り上げたのは、“動けるのに、美しい”。旅の中でも“自分らしさ”を手放さないための服。ポケットの位置、素材の質感、シルエットのひとつひとつに、旅を重ねてきた人ならではのリアルな視点が息づいている。

雪の東北、静かなアイスランド、心地よい温泉地。記憶をたどりながら、心・服・生き方の関係から、“あったらいいな”を形にした『旅する服』。大人の旅スタイルを、美しくアップデートする。
それが、柳原史佳 × THOMA が見つめる、新しい旅ファッション。

旅の原点は、“小学生のひとり渡航”

旅は、計画よりも直感で動いたほうが、心が整う。

お正月明けのある日。「どこか行きたいけど、決められない」と思い立った柳原史佳さんは、なんと自分でルーレットを作ったという。

「『北海道・東北・九州…』って書いて回したら、“東北”が出たんです(笑)」

その勢いのまま、雪の東北にひとり旅へ。

「行ったことがない土地でしたが、行ってみたら人が良すぎて。飲食店で声をかけてくれた方とも、今でも連絡を取っているんです。」

偶然の出会いが心を動かし、感性を解き放つ。それが、柳原さんにとっての旅の醍醐味。

東北の寒さより、人のあたたかさが心に残ったという。「思い立って動く」その一歩が、次の旅や創作のインスピレーションを生む。

“なんとかなる精神”が、旅を自由にする。

――旅を好きになったきっかけは?

旅の原点を尋ねると、「小学生の頃の家族旅行」と返ってきた。

「母のホストファミリーを訪ねてアメリカへ行ったとき、なぜか私だけ先にひとりで行かされて(笑)。今思えば、人生初の“ひとり旅”でした。」

初めての国、初めての空気、初めての不安。そのすべてが、感性を研ぎ澄ませるレッスンになった。

「18歳の時、バイオリンのセミナーでポーランドに行ったんです。Wi-Fiも持たず、“なんとかなる”と思って(笑)。ローカル線で田舎に向かう途中、“これ本当に合っているのかな?”と不安でしたけど、そのドキドキがとても楽しくて。」

「完璧に整えすぎると、旅の面白さが減っちゃう気がします。現地で人に聞いたり、迷ったりすることも含めて“旅”。だから私はノープランが多いんです。」

少しの不便さや緊張が、旅を豊かにする。計算しすぎず、音楽も旅も、“完璧じゃない美しさ”が心に響く。

“整える旅”がくれた、心と服の心地よさ

――旅との向き合い方は変化しましたか?

「10代の頃は“挑戦する旅”、20代は“感じる旅”、そして今は“整える旅”になった気がします。」

年齢を重ねるごとに、旅の目的が「外へ向かう」ものから「内を見つめる」時間へ。

「スキンケアはボトルごと、マッサージボールは機内持ち込み(笑)。肌や体を整えることは、心を整えること。旅が、自分をリセットしてくれます。」

植物療法士として、ハーブティーや精油を旅に連れていく。香りやお茶で体を緩めながら、心地よいリズムを取り戻す。それは、“旅するように生きる”ことそのものだ。

「旅の服」には、安心がほしい。

今回のコラボレーションでは、どんな旅にも寄り添う2つのアイテムが誕生した。

■ The Local’s Blouson(ローカルズ・ブルゾン)——“動けるのに、美しい”。旅の自由を叶える一枚。

「旅先で、いつも“ポケットが足りない”って思っていたんです。飛行機の中でパスポートがカバンの底に埋もれて焦ったり……。メンズにはあるのに、レディースの服って内ポケットが少ない。だから今回のブルゾンには、パスポートが入る胸ポケットをつけました。小さいペットボトルも入るサイズ感。これなら、何も迷子にならない(笑)」

旅の“探すストレス”を解放するために生まれたブルゾン。胸元の内ポケットには旅の必需品を、サイドには小さなボトルを。「どこに何があるか」を把握できる安心感が、旅をもっと自由にしてくれる。

素材は、軽くてシワになりにくい上質ウール混。マットな質感と自然な艶が凛と映え、街にも自然にも調和する万能カラーで展開。Tシャツに羽織ればこなれたカジュアル、ワンピースに重ねればエフォートレスなモードに。

▶︎ ローカルズ・ブルゾンの商品ページはこちら

■ The Local’s Pants(ローカルズ・パンツ)——“ラクなのに、きれい”。大人の旅を自由にする一本。

「きれいめのスラックスだと疲れるし、カジュアルすぎると浮いちゃう。旅にちょうどいいパンツが、意外とないんです。」

“美シルエット × 機能性”を両立。ウエストは“サイドだけゴム”で前後すっきり。座る、歩く、長時間の移動——どんな瞬間もストレスフリー。ウール混のしなやかな落ち感が脚をすっきり見せ、トップス次第でカジュアルにもエレガントにも。

季節を問わないニュートラルカラーが、旅の装いを上品にチューニングする。

▶︎ ローカルズ・パンツの商品ページはこちら

旅が教えてくれたこと——“整える”より、“生き抜く”。

「服は、自分を自由にするツール。」THOMAとのコラボアイテムには、そんな“心と体の両方を整える旅”が組み込まれている。

「動きやすくて、きれいで、そして自分らしく見えること。このブルゾンとパンツは、その全部を叶えてくれます。ネイビーはブラックより柔らかく、光の加減で印象が変わる。着る人によって表情が変わるのも、旅の服として理想です。」

——旅を、一言で言うなら?

「“ワクワク”です。見たことのない景色を見たいという気持ちは、きっとずっと変わらない。10代の頃は“あれもこれも”だったけど、これからは“感じる旅”をしたいですね。」

——読者へのひとこと。

「すごく動きやすい服なので、汚れを気にせずどんどん着てもらいたいです。タフに、自由に。旅を思いきり楽しんでもらえたら嬉しいです。」

最後に、「無人島にひとつだけ持っていくなら?」

「刃物ですね。植物を切ったり、魚を釣ってさばいたり。サバイバル用です(笑)。」

どんな環境でも自分の手で道を切り拓く、“整える”だけでなく“生き抜く”強さを秘めた旅人。柳原史佳さんの旅は、これからも自由に、続いていく。

我慢しない旅へ

旅を、もっと自由に。自分を、もっと軽やかに。THOMAが提案するのは、“我慢しない旅”の新常識。おしゃれも、快適さも、どちらも諦めない。心地よさと美しさのあいだにある、“ちょうどいい自由”を纏って。

服はあなたを縛るものではなく、解き放つもの。袖を通した瞬間、気持ちがすっと軽くなる。THOMAと柳原史佳が生み出した“旅する服”が、スーツケースの中の“ためらい”を、そっと勇気に変えてくれます。

Profile

  • 名前:柳原 史佳(やなぎはら あやか)
  • 肩書き:バイオリニスト/モデル
  • 紹介:国内外で演奏活動を行うバイオリニストとしての顔と、モデルとしての感性をあわせ持つ。音楽・旅・ファッションが自然に交わるライフスタイルをSNSで発信し、等身大の生き方が多くの共感を集めている。旅先では一人旅やロードトリップなどアクティブで自由な旅を楽しむ一方、植物療法士の資格を持ち、心と体を整える時間も大切にしている。
  • Instagram:@yana_aya_
  • コラボアイテム:ローカルズ・ブルゾン/ローカルズ・パンツ