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残暑の“ジャケT”を涼しく。袖・肩・裾の3ワザ+素材の正解

残暑の“ジャケT”を涼しく。袖・肩・裾の3ワザ+素材の正解

「買ったはいいけど、残暑の“ジャケT”が暑くてたまらない...」見た目はきちんと、でも体感は軽く。その矛盾を解くのが“袖・肩・裾”の小さな工夫と、透けにくく肌離れのいいTシャツ選びです。今回はすぐに使える3つのテクニックと、失敗しない素材の“正解”をまとめました。

① 袖をロールアップする(“親指幅×1〜2段”で揃える)

袖ロールの例

How to
・幅は“親指ひとつ分”で1〜2段、左右同じ幅に
・折り目は手のひらで撫でて整える

NG:肘上までのやりすぎ/左右の高さ違い/モコモコ巻き

ベネフィット:放熱アップ・手首見えで全体すっきり・時計が映える

迷ったら親指幅で1〜2段。左右の幅をそろえるだけで整う。

② ジャケットは“肩掛け”で移動時クールダウン

肩掛けの例

How to
・軽いジャケットを選ぶ(アンコン系)
・襟の山を肩の中心に乗せる→袖口を軽く前でクロス

NG:厚手テーラード/手持ちで丸める(シワの原因)

ベネフィット:背中・脇の密着が減って汗が引きやすい/入室直前に即オンに戻せる/所作が整って映える

“移動=肩掛け、会議=着る”。この二段運用で暑さと見栄えを両立。

③ パンツは“くるぶし1〜2cm”(アンクル丈)

アンクル丈の例

How to
・裾はハーフクッション以下(もたつき厳禁)
・短めソックス/ローファーは素足風も可
・上がボリュームある日ほど、裾はすっきり

NG:フルレングス+厚手ソックス/9分でも裾幅が太すぎて重く見える

ベネフィット:視覚的“抜け”で軽快・脚長補正・汚れ/擦れにくい

迷ったら「くるぶし上1cm」から。まずは短めに“見せる”だけで印象が変わります。

④ 素材の“正解”は、用途で選べる3タイプ

共通する良さ
・度詰め(高密度編み)で透けにくい
・二重構造(プレーティング)で肌離れよくベタつきにくい

ERIDAKA(襟高T/クルー)


・表:超長綿「アルティメイト・ピマ」→上品なツヤとドレス見え
・裏:ストレッチ機能糸→汗を拡散してドライに
おすすめ:ジャケット合わせの“きちんと感”を最優先したい日

LINKING(リンキング縫製/Vゾーンがフラット)


・首元の段差が少なく、Vの陰影がきれいに出る
・同じく度詰め×プレーティングで、透けにくさ+肌離れを両立
おすすめ:ノータイで首元をすっきり見せたい会議・会食

ICE COTTON(夏特化の“ひんやり”タッチ)


・接触時に熱を逃しやすい綿糸使いで触れた瞬間ひんやり
・裏側に機能糸を組み合わせ、ムレ感を抑制
おすすめ:猛暑日の外回り/移動が多い日

色の使い分け
・ホワイト:清潔感の王道。商談・登壇に
・ミッドナイトネイビー:引き締め&透け不安ゼロ。秋口の“脱ジャケ”に最適

まずはこの順番で

  1. 袖は親指幅×1〜2段
  2. くるぶし上1cmのアンクル設定
  3. 移動だけ肩掛け運用
  4. 度詰め×二重構造T(ERIDAKA/LINKING/ICE COTTON)を投入

小さな調整で、体感は軽く、見た目はきちんと。今日からぜひ、お試しを。

text _Chihiro Yuki / edit _Ado Ishino [E]